伊豆高原で人気のオールインクルーシブ宿といえば、アンダグループが有名ですね。中でも「アンダの森」と「アンダのおうち」は、どちらも子連れに優しい宿として評判ですが、いざ予約しようとすると「結局どっちが我が家に合っているの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
どちらの宿も追加料金を気にせず遊び尽くせる点は共通していますが、実はコンセプトや向いている子供の年齢層がはっきりと分かれています。この記事では、実際に選ぶ際に知っておきたい具体的な違いを、アクセスや設備、食事の内容まで詳しく整理して紹介します。
アンダの森とアンダのおうちにある3つの大きな違い
まずは、この2つの宿を比較する上で外せない大きな違いを3つのポイントに絞って見ていきましょう。敷地の広さや移動のしやすさ、そして誰を主役に考えて作られているかを知ることで、どちらを選ぶべきかが見えてきます。
1. ホテルの敷地面積と遊び場の広さ
アンダの森は、約4,000坪という広大な森の中に複数の宿泊棟や遊び場が点在している大規模な施設です。元々あった大きなホテルをリニューアルしているため、とにかく敷地が広く、外を散策するだけでも冒険気分を味わえます。パターゴルフ場や乗り物広場など、体を動かして遊ぶスペースが充実しているのが特徴です。
対してアンダのおうちは、全35室ほどの比較的コンパクトな造りになっています。かつての保養所をフルリノベーションした施設で、ロビーから客室、遊び場、お風呂までの移動距離がとても短いのがメリットです。あちこち歩き回る必要がないため、小さなお子さんから目を離さずに過ごせる安心感があります。
敷地の使い方が対照的なので、開放感を求めるなら「森」、移動の楽さを優先するなら「おうち」という選び方が基本になります。以下の表で、それぞれの規模感の違いをまとめました。
| 項目 | アンダの森 | アンダのおうち |
| 敷地の特徴 | 広大な森に複数の棟がある | 1つの建物にまとまっている |
| 主な遊び場 | 屋外の乗り物・パターゴルフ | 屋内の大型遊具・キッズルーム |
| 移動の負担 | 棟間の移動で外を歩く | エレベーター移動が中心 |
2. 最寄り駅からの距離とアクセス方法
移動手段によっても、どちらが便利かは変わってきます。アンダのおうちは、伊豆急行線の「伊豆高原駅」から歩いて約10分という好立地にあります。駅周辺にはお土産屋さんも多く、電車旅行の方でもタクシーやバスを待たずに自力でたどり着けるのが嬉しいポイントですね。
一方のアンダの森は、一碧湖に近い静かなエリアに位置しており、駅からは少し距離があります。徒歩で向かうのは難しいため、伊豆高原駅から出ている無料の専用送迎バスを利用するか、自家用車で行くのが一般的です。バスの時間を気にせずに動きたい場合は、車での訪問がスムーズでしょう。
電車でのアクセスを重視して、到着後すぐにチェックインしたいなら、駅近のアンダのおうちに軍配が上がります。車移動が前提であれば、アンダの森の少し離れた隠れ家のような立地も、旅行らしい非日常感を演出してくれます。
3. ターゲットにしている子供の年齢層
一番の大きな違いは、どのくらいの年齢の子供を想定して設計されているかという点です。アンダのおうちは、特に「未就学児」や「赤ちゃん」のホテルデビューを強力にサポートしています。おむつ専用のゴミ箱やミルク用の備品が当たり前のように揃っており、パパやママが「手ぶらでも大丈夫」と思えるような配慮が随所に散りばめられています。
アンダの森も子連れ歓迎の宿ですが、こちらは「小学生以上」の活発な子供たちが満足できる仕掛けが豊富です。本格的なボルダリングや広いパターゴルフ、さらには夜まで遊べるゲームコーナーなど、体力がついてきた子供たちが1日中飽きずに過ごせる環境が整っています。
もちろん、どちらの宿にどの年齢の子供が泊まっても楽しめますが、施設側のこだわりを知っておくと失敗がありません。赤ちゃん連れでゆったり過ごしたいのか、元気な小学生を思い切り遊ばせたいのか、今回の旅行の主役を誰にするかで決めるのがおすすめです。
アンダの森はどんな人に向いている?
広い敷地を活かしたダイナミックな遊びが楽しめるのが、アンダの森の最大の魅力です。ここでは、特にアクティブ派の家族や大人数での旅行におすすめしたい理由を具体的に掘り下げていきます。
広い森の中で楽しめる屋外アクティビティ
アンダの森には、都心の公園ではなかなか体験できないような屋外遊具がたくさんあります。特に人気なのが、足漕ぎカートや三輪車で走り回れる乗り物広場です。森の空気を感じながら、親子で競争したり写真を撮ったりと、アクティブに過ごすことができます。
さらに、本格的なパターゴルフ場も宿泊者は無料で利用できます。子供用から大人用までクラブが用意されているので、ゴルフが初めてのお子さんでも気軽にチャレンジできるのがいいですね。自然の中にあるコースを回る体験は、家族の楽しい思い出になるはずです。
雨が降っても安心なのが、屋内のスポーツエリアです。ボルダリング壁や卓球台、バドミントンができるスペースまであり、天候に左右されずに体力を発散させられます。これだけ設備が揃っていると、チェックインからチェックアウトまでホテルから一歩も出ずに遊び尽くせてしまいます。
3世代旅行にも対応できる多様な客室
客室のバリエーションが豊富なのも、アンダの森の特徴です。40平米以上のゆったりとした和洋室が多く、おじいちゃんやおばあちゃんを連れた3世代旅行でも、狭さを感じずにくつろぐことができます。ベッドだけでなく畳のスペースがあるお部屋なら、小さなお子さんが転んでも安心ですね。
中には、子供が喜ぶ二段ベッドを備えたお部屋や、マッサージチェアが完備されたお部屋もあります。グループの人数や好みに合わせて部屋タイプを選べるため、親戚同士の集まりや、広々とした空間で羽を伸ばしたい家族にはぴったりです。
- 40平米以上の広々とした和洋室が中心
- 大人数でも1部屋で泊まれるコネクティングルーム
- 全部屋に空気清浄機や無料の冷蔵庫ドリンクを完備
開放感のある大きな貸切露天風呂
アンダの森には、全部で5つ以上の貸切風呂があり、その多くが開放的な露天風呂になっています。伊豆の豊かな自然を眺めながら、家族水入らずで温泉に浸かる時間は格別です。どのお風呂も予約制ではなく、空いていれば何度でも自由に入れるシステムなのが嬉しいですね。
大浴場も広々としており、内風呂だけでなく露天風呂も完備されています。湯上がりどころには無料のアイスやドリンクも用意されているので、お風呂から出た後も家族でリラックスした時間を過ごせます。温泉の種類が多いため、滞在中に「お風呂巡り」をするのも楽しみの一つになります。
脱衣所にはベビーベッドやベビーチェアが設置されている場所が多く、小さなお子さんと一緒でもスムーズに着替えができます。露天風呂の開放感はアンダの森ならではの魅力なので、温泉を重視したい方にはこちらをおすすめします。
アンダのおうちならではの魅力とは?
「おうち」という名前の通り、アットホームで温かい雰囲気が魅力のアンダのおうち。ここでは、特に小さな子供を持つ親御さんが感動するポイントや、室内での過ごしやすさについて詳しく紹介します。
赤ちゃん連れに配慮した安心の設備
アンダのおうちを訪れて驚くのは、赤ちゃん向けの備品がとにかく充実していることです。授乳クッションやバウンサー、補助便座など、旅行に持っていくにはかさばるアイテムが館内のあちこちに用意されています。スタッフの方も赤ちゃん連れに慣れているので、気兼ねなく過ごせるのが心の支えになりますね。
館内には「おひるねルーム」という、静かな環境で子供を寝かせられるスペースも用意されています。チェックイン前やチェックアウト後に、ちょっと子供を休ませたい時にも重宝します。こうした「かゆいところに手が届く」配慮こそが、アンダのおうちが支持される大きな理由です。
- 各階に自由に使えるおむつ替えコーナーを設置
- 調乳用のお湯や電子レンジがいつでも利用可能
- 赤ちゃん用の全身シャンプーや保湿剤も完備
室内遊具が充実したキッズスペース
天候を気にせず、目が届く範囲で子供を遊ばせたいなら、アンダのおうちの室内遊具が最適です。ロビーのすぐ隣には、ボールプールや滑り台、そして柔らかい素材で作られた大型のクッション遊具が並んでいます。子供が遊んでいる姿を、大人はすぐそばのソファでコーヒーを飲みながら見守ることができます。
また、知育玩具や絵本がたくさん揃った図書コーナーもあり、静かに過ごしたいお子さんでも楽しめます。どのエリアも土足厳禁で清潔に保たれているため、ハイハイ期の赤ちゃんでも安心して放っておけるのが親としては本当に助かります。
夜になると、このキッズスペースの近くでちょっとしたイベントが行われることもあります。建物全体がコンパクトなので、お部屋から遊び場までが近く、パジャマ姿のままひょいっと遊びに行ける気軽さが「おうち」らしくて心地よいですね。
おうちのようにリラックスできるコンパクトな設計
アンダのおうちの最大のメリットは、移動のストレスがほとんどないことです。食事会場、お風呂、遊び場がすべて徒歩1〜2分圏内にまとまっており、階段や長い廊下を歩く必要がありません。忘れ物をしてもすぐにお部屋に戻れる距離感は、子連れ旅行では非常に重要なポイントです。
客室も、段差をなくしたフラットな造りが中心です。低い位置に家具が配置されていたり、角が丸くなっていたりと、子供がぶつかって怪我をしないような工夫が凝らされています。まるでおしゃれな一軒家に住んでいるかのような、落ち着いた内装が心を癒してくれます。
大規模なホテルのような賑やかさはありませんが、その分、他のお客さんとの距離も近く、アットホームな交流が生まれることもあります。家族だけでひっそりと、でも至れり尽くせりの環境で過ごしたいなら、このコンパクトなサイズ感が正解です。
食事の内容に違いはある?
どちらの宿も、朝食・夕食ともにビュッフェ形式を採用しており、食べ放題・飲み放題が基本です。しかし、用意されているメニューの傾向や、小さなお子さん向けのサービスには少し違いがあります。
アンダの森のビュッフェメニュー
アンダの森のビュッフェは、品数の多さとライブ感が自慢です。季節の食材を使った和洋中の料理がズラリと並び、大人から子供まで好きなものを好きなだけ選べます。特に、その場で仕上げてくれる肉料理や、地元伊豆の海鮮を使ったメニューは人気が高く、お腹いっぱい満足感を味わえます。
子供向けには、自分で作れるソフトクリームマシンや、チョコフォンデュなどのデザートコーナーが充実しています。広いレストラン会場には、ベビーカーのまま入れるスペースも確保されているので、家族みんなでワイワイ賑やかに食事を楽しみたい時にぴったりです。
アンダのおうちの食事とベビーフード
アンダのおうちのビュッフェは、質を重視した家庭的な温かさのあるメニューが特徴です。さらに、離乳食バーが常設されており、月齢に合わせた市販のベビーフードを無料で選ぶことができます。「今日は何を食べさせよう」と悩む必要がなく、温めもスタッフにお願いできるので、パパやママも自分たちの食事に集中できます。
食事会場には、赤ちゃんを寝かせたまま食卓を囲めるクーファンやハイチェアも完備されています。お肉料理や煮物など、大人が満足できるクオリティもしっかりキープされているので、子供の世話をしながらも美味しいものを食べたいという願いを叶えてくれます。
アルコールやドリンクの飲み放題サービス
どちらの宿も、食事中のドリンクはアルコールを含めてすべて無料です。ビール、サワー、ハイボール、さらにはワインや地酒までセルフサービスで自由に楽しめます。お酒好きのパパやママにとっては、これだけで元が取れてしまうような嬉しいシステムですね。
ソフトドリンクの種類も豊富で、子供たちはジュースやミルクを好きなだけ飲めます。食事の時だけでなく、ロビーにあるドリンクバーも24時間(深夜を除く)利用できるため、喉が渇いた時にわざわざ自販機で飲み物を買う必要もありません。
貸切風呂や温泉施設の違いは?
温泉も旅行の大きな楽しみですよね。アンダグループは「貸切風呂」にとても力を入れていますが、施設の造りによってお風呂の雰囲気はガラリと変わります。
アンダの森にある露天風呂の数
アンダの森には、趣の異なる5つの貸切露天風呂が用意されています。これらはすべて予約不要・無料で利用でき、森の静けさを感じながら家族水入らずで温泉を堪能できます。バリ島をイメージしたエキゾチックなタイプや、石造りの重厚なタイプなど、場所によって景色や趣が異なるのが魅力です。
お風呂の空き状況は、館内のモニターやスマホからリアルタイムで確認できるため、空いているタイミングを狙って効率よく回ることができます。森の静けさの中で入る露天風呂は、日頃の疲れを吹き飛ばしてくれる癒やしの空間です。
アンダのおうちにある内風呂のスタイル
アンダのおうちにある貸切風呂は、天候や気温に左右されにくい内風呂がメインです。赤ちゃんや小さな子供を連れている場合、外が寒すぎたり虫がいたりするのを心配する方も多いですが、内風呂ならそうしたストレスなく、適温でゆっくりと浸かることができます。
お風呂場には、赤ちゃん用のバスチェアやベビーソープも常備されています。滑りにくい床材が使われているなど、安全性に配慮した設計になっているのも特徴です。派手さはありませんが、清潔感があり、家族で落ち着いて入浴できる環境が整っています。
予約なしで使える貸切風呂のシステム
アンダグループ共通の素晴らしい仕組みが、貸切風呂の「予約不要・無料」というシステムです。多くのホテルでは、貸切風呂を使うのに3,000円ほどの追加料金がかかったり、チェックイン時に時間を決めなければならなかったりしますが、ここは空いていれば何度でもタダで入れます。
「子供が遊びに夢中でお風呂の時間がずれちゃった」という時でも、空いたタイミングでふらっと行ける柔軟さがありがたいですね。入り口にランプがついているかどうかで空きを確認するスタイルは、宝探しのようなワクワク感もあり、子供たちも楽しそうに付いてきてくれます。
どちらのホテルにも共通している無料サービス
アンダの森とアンダのおうち、どちらを選んでも体験できるのが「お財布いらず」のオールインクルーシブです。ここでは、両方の宿で共通して楽しめる至れり尽くせりのサービスを紹介します。
遊び放題のゲームやカラオケ
宿泊料金の中に、カラオケやダーツ、ビリヤード、さらには最新から懐かしの機種まで揃ったゲームコーナーの利用料が含まれています。これらはすべて無料なので、子供が「もう一回やりたい!」と言っても笑顔で「いいよ」と言ってあげられるのが親としても嬉しいですね。
カラオケルームは防音もしっかりしており、家族だけで大声で歌って盛り上がれます。子供向けのアニメソングも充実しているので、パパやママの休憩がてら利用するのもいいでしょう。こうした娯楽がすべて無料という点は、アンダグループが選ばれ続ける大きな理由です。
小腹を満たせる夜食バータイム
夕食をお腹いっぱい食べた後でも、不思議と楽しみなのが夜のバータイムです。21時頃から会場が変わり、おつまみやラーメン、そしてさらなるアルコール類が無料で提供されます。夜のしじまに家族でラーメンを啜る時間は、旅行ならではの背徳感と楽しさがありますね。
夜食の内容は日替わりのこともあり、ちょっとした駄菓子が用意されていることも。大人はゆっくりお酒を楽しみ、子供たちは夜更かしの特別感を味わう。そんな贅沢な締めくくりが、どちらの宿でも約束されています。
お財布を気にせず過ごせるオールインクルーシブ
結局のところ、アンダグループの最大のメリットは「滞在中に1円も使わずに済む」という安心感です。飲み物代、遊び代、お風呂代を気にしなくていいため、精神的な解放感が違います。
チェックアウトの際、フロントで精算する額が予約時とほとんど変わらない(入湯税のみなど)のを見ると、「また来よう」という気持ちになります。家族全員が我慢せずに、やりたいことを全部叶えられるのが、この宿の基本スタイルです。
子供の年齢や目的で選ぶならどっち?
ここまで様々な違いを見てきましたが、最終的な判断基準をまとめました。迷った時は、今回の旅行で「何を一番大事にしたいか」を基準に選んでみてください。
小学生以上の活発な子供がいるならアンダの森
お子さんが小学生くらいで、とにかく「体を動かして遊びたい!」というタイプなら、アンダの森が最適です。広大な敷地を駆け回り、乗り物やスポーツを全制覇する楽しさは、森ならではの特権です。
3世代旅行で、大勢で賑やかに過ごしたい場合も、お部屋の広さと施設の多様さがあるアンダの森の方が満足度が高くなるでしょう。
赤ちゃん連れの旅行デビューならアンダのおうち
「初めての子連れ旅行で不安がいっぱい」という方には、アンダのおうちを強くおすすめします。移動の少なさ、充実のベビー用品、そして離乳食バーの存在は、パパとママの負担を劇的に減らしてくれます。
アットホームな雰囲気の中で、お子さんのペースに合わせてゆったりと過ごす。そんな優しい旅行を叶えてくれるのが、アンダのおうちです。
観光の拠点として電車で移動するならアンダのおうち
車を使わず、電車の旅を楽しみたいなら、駅から歩けるアンダのおうちが圧倒的に便利です。伊豆高原駅周辺には観光スポットも多いため、チェックイン前後に身軽に動けるメリットは大きいです。
重い荷物を持ってバスを待つストレスを避けたいなら、駅近の立地を優先して選ぶのが賢明な判断と言えるでしょう。
まとめ:家族のスタイルに合わせて最適な方を選ぼう
伊豆の「アンダの森」と「アンダのおうち」は、どちらも子連れに最高な宿であることは間違いありません。広大な自然の中でアクティブに遊び、温泉巡りを楽しみたいならアンダの森、移動の負担を減らして赤ちゃん連れでも安心・快適に過ごしたいならアンダのおうちを選ぶのが正解です。
どちらを選んでも、追加料金を気にせず遊び尽くせるオールインクルーシブの贅沢さは共通しています。子供の今の年齢や、パパ・ママがどれくらい「楽」をしたいかを考えて選べば、きっと家族全員が笑顔になれる素晴らしい休日になります。今回の比較を参考に、ぜひあなたのご家族にぴったりの「アンダ」を見つけてください。

